悟り?覚醒?レイキとの関係4
で、レイキをしていると本当に覚醒や悟りにたどり着くのか? 私なりの回答。 そこに繋がるレールは確かに在ります。 しかし、全てのレールがそこに繋がっているわけでは在りません。 何故ならレイキは道具だからです。 道具と言うのはどう言うことかと言うと、それ自体は使わなければ何の役にも立たないし、使うにしても使用者の意図に伴って働くだけのものだと言うことです。 例えて言うなら、自動車みたいなものです。 行き先は運転者が決めます。 どのルートを通るかも運転者が決めます。 そして、その道が正しいかどうかは初めての人には分かりません。 急いで行けば、事故にもあいますし、道にも迷いやすくなります。 レイキと言う道具も、エネルギーを使えるようになると言うだけのことです。 ですから、自分の心の制御が出来なければ、間違った理解をして思わぬところに迷い込むこともあります。 そして、迷い込んだことを自覚しなければどんどんおかしな方向に進んでしまうこともあります。 そんな人も多いです。 レイキだから迷わないのではありません。 レイキでも迷います。 それは、レイキのせいではありません。 道に迷ったからと言って車のせいにする人はいないでしょう? 全ては使う人の心の問題です。 悟りの方向に進んで行くには、その方向に向かって迷わず進まないといけないのです。 そのための、地図がレイキの五戒です。 レイキの五戒をきちんと理解し実践することで、更に理解が深まります。そして、「部分的な悟り」にも至れることでしょう。 そうなれば、心の在り方も安定するのでエネルギーも安定します。 そして、必要があればエネルギー的な覚醒も起こることでしょう。 しかし、それは無理に起こすものではないのです。 レイキは道具です。 悟りへの道をよりスムーズに進むための道具でしかありません。 でも、その道具自体は、使用者の意思に従って働きます。 ですから、方向を間違えれば、悟りへの道からも外れた使い方もされてしまいます。 我々はそのことをしっかり自覚していないといけません。 そうでなければ、心は怠惰になり、方向を見失うからです。 私が重ね重ね、レイキは五戒を実践するための道具であり、五戒を実践できるならレイキは出来なくても人は幸せになれると主張するのは、このように理解をしているからです。 だから、五戒の解説をさせれば、そのレイキティーチャーがきちんと生徒を導けるかどうかは見極められるはずです。 まだまだ五戒の理解が出来ていないレイキヒーラーが多いのは嘆かわしいことです。 (終わり) |