幸せの形何に幸せを感じるのかは、人によって違います。 それは生まれてからの育ち方(経験)や生まれる前に自分で決めた現世での課題によって違ってきます。 人それぞれ、この世での過ごし方、歩む道が違う以上、当然のことです。 魂は生まれる前のプログラムに沿った生き方をしていると幸せ。 自分の心は今までの経験から苦しみを生まないと安心できる環境にあると幸せ。 違和感を感じる時は、魂の収まりが悪い生き方をしている。 不安を感じる時は、今までの経験上その先に安心が無いように予想される生き方をしている。 単なる不安は無視しても良い。 でも、魂の発する違和感は無視しちゃいけない。 言葉にすると違うのに、多くの人はそれらの感覚の区別がつけられない。 縁があって結婚した人同士でも、現世の課題は違います。 だから、同じものに幸せを感じているとは限らない。 旦那は夢を実現することに幸せを感じ、奥さんはその結果に関わらず過程を苦労しながらサポートすることに幸せを感 じるような、昔の典型的な浪花節は、男尊女卑ではなく、それが流行ったころの魂の課題の問題。 同じ環境にいて同じことをしながら同じ目標を目指して、お互いが幸せであったとしても、その二人が同じ点で幸せを感 じているとは限らない。 そのことを忘れてしまうと、幸せの押し付けをしてしまう。 相手を幸せにしたいと言う気持ちは大切だけど、 幸せの形を、自分の知っている形だけだと思ってしまうと、相手の魂は幸せになれない レイキもそう。 相手の心の救いを求める声にこだわるだけでは相手の魂の求めに応えられない。 自分の幸せのめがねで相手の境遇を見ているだけでは、相手の心の声も魂の求めているものも分からない。 だから、自分の主観や感じ方だけに頼ってしてはいけない。 それは、自分の心の幸せの形を相手に押し付けることになりかねないから。 相手の心の求めと魂の求めが違う場合もある。 その場合どちらを優先する方が、良いのか? 当然、最後は魂の持つ課題をこなさせるためにも、魂の求めに応えられないといけない。 でも、心の殻が固いときには、魂の求めと反対であっても心の求めに応えることもある。 その判断が、正しくできるヒーラーがどれだけいるのだろう? 多くのヒーラーが、虚栄心を満たすために、何はともあれ相手の魂の声よりも心の声を優先しているように思える。 それはご利益信仰ばかりの信仰に似ている。 それが100パーセント悪いとはいわないけど、 心に都合の悪いことが、全部自分に都合の悪いこととは限らないことも知っていないといけない。 その上で、助けを求めるのだ。 でないと、自分の人生を自分以外のものに委ねることになる。 本当のヒーラーは相手にそんなことは望んでいない。 それを望むのは虚栄心いっぱいの偽ヒーラー レイキヒーリングはヒーリング内容が自動調整されるのが原則 だから、ヒーラーは心を無にしていると自分で判断するよりも適切なヒーリングができる。 自分の幸せの形にこだわれば、適切なヒーリングはできない 謙虚に、目の前で起こる現象の意味を噛み締めることでヒーラーは多くの学びが得られる。 それがヒーラーの課題。 ヒーリングをして相手に与えるだけでは半分だけ ヒーリングを通して、自分も学んで残りの半分もできたことになる 多様性の奥底にあるものを見つめることに学びは在る |